主な建築イベントの企画・運営
学生間講評会
ーいいところを誉めるー
2019年6月 1日 、8月10日 開催
昨年度から、実施した学生間講評会では、 ５月、８月、11月と3ヶ月に１度実施しました。
最初の５月では、サンナナデザインで活動なさっており、かごしま建築学生の会の OB でもある、味園将也氏に、８月には工学院専門学校の先生でもある山本聡氏に来ていただきました。
初めての試みということもあり、 学生からの意見がなかなか出にくかったのですが、講師の手助けもあり、学生が意見を述べることができました。
11月にレクチャーイベントとともに開催した、講評会では、講師の方をお招きせず、学生のみで行いました。
以前よりも学生からの意見が多くでて、学校の講評会で悪かったところを指摘された人も、学生間講評会で改善 策を話し合えたり、いい点を多くもらえて、自信を持てるようになった学生も多くいました。
今年度は、学校ごとの課題の進み方が違うので、各学校ごとで、前期後期基本１回ずつ学生間講評会を行ってい こうと考えています。なるべく学生が主体となって、意見を述べられるようにしていきます。
レクチャーイベント
ー知りたいことを知る環境ー
2019年11月23日 開催
昨年度は東京でご活躍していらっしゃる、 中川エリカ先生をお呼びし、「身体的に考える」 という題でご講演いただきました。この講演会で私たちは、設計するにあたっての新しい考え方を知ることができ 、鹿児島県だけにとらわれている価値観の中で、とても印象深く、実のあるものになりました。 このように、私たち自身でお呼びすることで、実際に私たちが欲しいスキルや知りたいことを的確に知ることが できたと考えます。 今年度、レクチャーイベントでは、後述する「かごしま建築学生の会 即日設計」と、ともに開催します。 昨年度は、講師の方を講演会の時だけお呼びして、講演を聞くだけとなっていましたが、今年度は講演会だけで なく即日設計の講評や考え方、アプローチの仕方などもレクチャーしていただこうと考えています。
KDP (Kagoshima Design Project)
ー１年間の努力を発揮ー
2019年 2月15~16日 開催
2020 年 2 月 15 日、16 日に鹿児島市港新町 のドルフィンポートで KDP2020 が開催され ました。これは「県内の学生同士が学年や学校を超えて、互いの作品を通じて意見を交わし、 建築の学びを高めあう」ことを目指したイベントです。当日はあいにくの雨でしたが、多く の方々に参加していただきました。 鹿児島大学、鹿児島県立短期大学の学生の設計課題を集め、2 名の講師をお迎えしました。 講師の方には手塚貴晴さん、酒井一徳さんにお越しいただきました。一人一人講評を聞くこ とができたので、一年の締めになったと思います。 イベント終了後、出展者や観覧者の方々に多くのコメントをいただきました。講評会の発 表時間や会場のレイアウト、タイムテーブルについての改善点があることが分かりました。 今年度は昨年の改善点を見直し、さらに「建築の学びを深めれるイベントにしよう」と考えています！
即日設計
ーグループワークで思考共有ー
今年度新しい取り組みとして、グループで 即日設計を行っていきます。参加している 学校の生徒一人一人で、考え方などが異なっています。学校単位では設計課題に偏りがあり、 都市部や関西圏で行っている設計課題と鹿児島でおこなっている設計課題においても違いが ありますが、双方に利点があると感じます。 よって、学校外で都市部やほかの学校で行っているような課題をこちらで考えて提示し、鹿 児島だけでなく他の視点を得ようという活動をしていこうと思います。 社会に出ても、グループワークで一つの建物を建てたり、他社と共同で行っていく場面で人 の意見に耳を傾けたり、よりよい意見をほかの人と作っていく経験をこの場で提供しようと 思います。